2022/10/02 15:30


キャンドル・アロマキャンドル好きの間では「キャンドルを育てる」という言葉が使用されています。
キャンドルは中心に芯があり、芯が周りのロウを吸い上げて灯します。それはまるで植物のようであり、キャンドルを使いきるころには自然と愛着が湧いてきます。今回は「キャンドルを育てる」うえで重要なことのひとつに「芯切り」をご紹介します。


「芯切り」とは


芯切りとは、芯をつまんでちぎり芯の長さを調節し炎の大きさの加減をする作業のことです。なぜ芯を切る必要があるのかというと、炭化した芯を残したまま燃え進んでいくとかなり炎が大きくなりすぎてしまったり、すすがでてしまうことがあるからです。必ずしもすべてのキャンドルで「芯切り」をする必要はありませんがMICHELLE EVANSのように香りを重視した太めのキャンドルを使用している場合、「芯切り」をしたほうが安全に長く使用することができます。

芯切りの方法


1.芯切りの頻度

キャンドルの種類によっては適切なタイミングは異なりますが、1~2時間くらい燃え進んだところで火箸や芯切バサミ等の道具を使い芯をつまんでちぎり芯の長さを調節すると最適な炎の大きさを保つことができます。


2.芯切りの長さ

芯は3mm~5mmが目安となります。芯が短すぎると炎が小さすぎてしまい、すぐに消えてしまう可能性があります。炎が小さいと香りを十分に楽しめないため一度火を消してキャンドルのプール(溶けているロウ)を少し紙コップなどに捨て再び点火をしてください。

芯が長すぎると炎が大きすぎて危険であり、ススが出る可能性もあります。一度火を消して、芯を3mm~5mm程度の長さまで切ってください。


3.その他の芯切りのタイミング

芯の先の塊や先がカールしたままだと片側だけ燃焼するのでカットしてメンテナンスします。また、芯の先が中心から少しずれていると、それも片側だけ燃焼する原因になります。位置を調整してみましょう。

 

トリムされた芯はキャンドルを清潔に保ち、キャンドルの入った瓶のふちに見栄えを悪くする黒いすすをつけません。何より「キャンドルを育てる」ことがさらなるリラックス空間を演出します。